株式会社ドミノ・ピザ ジャパン
東日本営業部 第二営業課 課長
須田 裕二 様
日本全国にピザチェーン店を出店するドミノ・ピザ ジャパン様
以前は別の給与前払いサービスを導入されていましたが、出店数増加により採用強化の必要が出てきたためJOBPAY導入を決定されました。
サービス切り替えの経緯から給与前払いサービス選定時に重要視していたポイントについて東日本営業部 第二営業課 課長 須田様にお伺いしました。
弊社は“ピザで繋がる”というビジョンを掲げ、ピザの販売・宅配を行う店舗を運営しており、ビジョンを実現するためにはピザを「機会食」から「日常食」に切り替える必要があると考えています。
今でこそピザに対する距離感は縮まっていますが、数年前まではそんなことはなく年に1.2回しか食べないのが当たり前でした。そんな状況を打破するために毎週TVCMを流したり、47都道府県全てに出店をしたりとピザを身近に感じてもらえるような施策を行っています。しかし、まだまだだなと感じる点は多くあるのでもっと気軽にピザを手に取っていただける環境を作り上げて、ピザを囲む時のワクワクや喜びをより身近に感じていただきたいと考えております。
実は給与前払いは以前から行っており、当時は従業員の定着率向上のための福利厚生として運用していました。
しかし従業員の方にはあまり利用されていなかったので、制度が無いも同然なものでしたし、求人媒体に「給与前払い可」と記載しても応募数が増加した実感がなかったことから社内でもあまり前向きに捉えていなかったのが正直な所です。
ここ最近は”給与前払い”制度を取り入れている会社が多くあります、そのような状況だと給与前払いができることは差別化にはならず求職者の目には止まりません。
それに給与前払いを行う度に従業員・社内共に大幅な工数がかかっていました。
利用時は従業員が申請を行い、社内が承認し送金され、最後に着金されているか確認する必要があり、簡単に給与前払いが行えているとはお世辞でも言えませんでした。弊社は多くの従業員を抱えておりますので、このように複数回の作業があると社内ではかなりの工数になってしまうのです。
求人票に「日払い可」と記載し、求職者への訴求力を向上させたいと考えたからです。
店舗数が増加できビジョンには少しずつ近づいていますが、それに伴う従業員の採用が追いついていないのが実情でした。そこで採用強化を行うためには何をすればいいのかを考え、時給アップ、採用広告の出稿、利用する求人媒体の増加、日払い対応などいくつも浮かんできましたが、何が一番効果的なのかわからないまま模索していました。
近年、シフトなど関係なく自分の好きなタイミングで働けて給与は週毎に受け取れるデリバリーのアルバイトや、スキマ時間に働けてその日のうちに給与が受け取れるアルバイトが注目されています。それにどの求人サイトを見ても、検索上位には「日払い」というワードが常にあります。
これらのことから最近の求職者は、時給の高さや業務内容だけでなく「いつ給与を受け取れるのか」を重要視する傾向にあると気づき、「日払い」というワードを手に入れることが採用強化に繋がると確信しました。ただ、その当時に導入していた給与前払いサービスでは「日払い」と打ち出すことができなかったので、サービスを切り替える必要があったんです。
どのサービスよりもセキュリティレベルが高いので、安心して利用し続けられると思ったからです。
JOBPAYの他にも給与前払いサービスは数多くあり「手間が少なくて楽」や「手数料が安くて従業員が使いやすい」などさまざまな特徴がありました。しかしそれだけでは組織の承認を得られないんです。給与前払いサービスは”給与”というとても重要なものを扱います。利便性の高さはもちろん大事ですが、セキュリティレベルは絶対に疎かにできません。
給与前払いサービスは導入後に自社にマッチしていないからといってすぐに切り替えられるものでもないですし、もし仮に利便性が高いというだけでサービスを選定し、前払い金額の誤りや支払いの延滞が起きてしまったら信頼を損ねてしまい取返しがつかなくなってしまいます。「手間を省く代わりにリスクを背負う」ということだけは絶対にできません。
JOBPAYは利便性が高いだけでなく資金移動業者の資格をもち、国に認められた枠組みの中でサービス提供されている随一の企業で、会員申し込み時には身分証の確認、社員番号の確認と高いセキュリティを保つために必要な作業は全て行ってくれます。
ここまで高いセキュリティレベルを保持している給与前払いサービスは他になく、絶対的な安心感を感じました。
社内の給与前払いサービスに対する印象があまり良くなかったため、JOBPAY導入の承認を得ることに非常に苦労しました。
その中でも特に大変だったのは、人事部など給与前払い時に作業が発生していた部署とのやり取りでした。
JOBPAYは他の前払いサービスに比べ、セキュリティレベルの高さは随一ですのでそこは問題なかったのですが、以前利用していたサービスは、従業員からの申請があったら承認する作業や前払い金がしっかり届いているかの着金確認など給与前払いにかかる工数が多かったため「新しいサービスを導入したら利用者が増加して社内の工数も増えるんじゃないの?」などのネガティブな声がどうしても上がってきてしまってたんです。
給与前払いサービスは工数がかかるものという認識が社内では当たり前だったので、これらの声が上がってくるのは当然だと思います。私はそこで「JOBPAYを運用するにあたって社内の工数はまったくと言っていいほどかからない。行う作業は勤怠データのアップロードだけで後の必要な作業は全てJOBPAY社がやってくれる」と精一杯伝え、どうにかJOBPAYの利便性の高さに気づいてもらえるようにしましたが全然納得してもらえませんでした。
とは言ってもそこで諦める訳にはいかないので、JOBPAY導入後に大幅な工数削減できた他社の事例を用いて説明したり、担当営業に弊社の事情を考慮した資料を作成してもらったりとあの手この手を駆使して、何度も説得し続けました。
その結果、時間はかかりましたが無事に承認を得ることができ、ホッとしたのを覚えています。
はい、ビジョンに近づくための後押しをしてくれているなと感じます。
JOBPAY導入後、求人サイトで「日払い」という条件検索にもひっかかるようになったので激化する採用競争の中で頭一つ抜けれたと感じておりますし、時給の高さや教育制度の充実以外の採用キャッチコピーが増やせて訴求力アップができたと思います。
また想像していた以上に利便性の高さを感じております。
何もしなくても給与前払いが行われていると言っても過言ではありません。社内の作業は勤怠データをアップロードするだけなので工数はほとんどかかっていないですし、各店舗の店長は作業がありません。実際に利用する従業員も「いつでもどこでもすぐに下ろせる」ので大変便利です。
「日払いの持つ力」「想像以上の利便性の高さ」の両方を強く実感しています。
これから給与は”日払い”や”週払い”など月に1回ではない受け取りが当たり前の社会になっていくと考えています。もう何年かしたら給与を働いたその日に受け取れるようになることが当たり前で「昔は給与は月に1回しか受け取れなかったんだ」なんて話をする時がくるかもしれません。
弊社はそのような変わりゆく時代に柔軟に対応し続けて、一日でも早く皆さまとピザで繋がれるよう日々努めていきます。